2024年12月4日(水) 本日の営業時間 12:00 - 19:00 【展示室A】 FREAKS CIRCUS個展「ゆめのまたゆめ」 【展示室B】 稲垣征次個展「いつだって光があれば」

'08/4/14 ~ 4/19 浅葱アゲハ展 「ゴルゴダの子供たち」

浅葱アゲハ Ageha Asagi /プロフィール

東京在住。

中学、高校時代よりイラストや漫画を描き、同人誌活動を行う。
2002年太田出版EROTICS大賞に『カリヲストロ伯爵の糜爛せる練金卵』(当時のペンネーム柴紀芳春にて)佳作入選。以後は自主的な創作に関しては微妙にやる気が感じられない活動状況。今回が初個展。

大学入学と同時にSMショーの世界に入り、パートナーである縄師長田スティーブ発行のフリーマガジン「Fetish Japan」の表紙イラストを当初より担当。ビデオメーカーのイメージイラストや小説の装丁画なども手がけるイラストレーターである。同時に、現在は主 にエアリアルシルクやコードなどのサーカスアクトを中心とした空中ショーを行い、国内外で活躍し海外メディアにも取り上げられる空中パフォーマーである。

浅葱アゲハ
浅葱アゲハ展 「ゴルゴダの子供たち」

むかしカリヲストロ伯爵という詐欺師がいて、
たくさんの宝石からつくった処女を貴族たちに売りつけていた。
あるとき彼は、ゴルゴダの丘から適当に拾った適当な石でひとりの処女をつくり、
これを愛してしまった。
しかしゴルゴダと名付けられたその処女は、じぶんをつくり、けがし、愛といいながらなぶりものにしたカリヲストロを、決して許すことはなかった。
すべての子供たちは欺瞞から生まれる。
愛と呼ばれる拘束も、男も、女も、花も、肉体もすべて。

ここにあるのはゴルゴダの子供たちである。