7月26日(月)オープニングパーティー・著書サイン入り販売 17:00~19:00
禁じられた夢の千一夜ワールド、耽美、陰虐、縄熱、昭和の官能絵師。
昭和から平成にわたって、精力的に活躍している官能劇画の巨匠であり、責め絵でも定評のある笠間しろう氏の回顧展の開催です。
今回の展覧会では、氏の代表的な作風の「責め画」を多数展示すると同時に、往年のファンにとっては垂涎の的、『スーパーレディー魔子』の漫画原稿も同時販売いたします。
笠間しろう/プロフィール
昭和12年生まれ、福岡県八幡市出身。デビューは昭和33年「土曜漫画」誌上、その後「漫画天国」「漫画アクション」で活躍し、『スーパーレディー魔子』などのヒロインを数多く生み出す。時あたかも悪書追放運動の吹き荒れるなか、ひたすら成人誌を舞台に発表の場を持ち続け今日に至る。。1970年頃に団鬼六氏の知遇を得て、各SM雑誌にも作品を発表し、『花と蛇』の劇画化をしてファンの評価を不動にした。若い頃には水商売にも手を染め、幅広い人脈を作り上げた。故上村一夫氏らと交友を保ち、無頼の日々をおくった武勇伝には事欠かない。独特の官能美を追求した作風は衰えることを知らず、肉感的な女性のかもし出すエロスの描写には人気がある。近年多くの作品集が復刻されアンソロジーも刊行されている。