Qui suis-je? 私は誰、私は何者であるか。
描かれた女性に、少年に、あるいは猫のなかに見え隠れしている作者自身。
なんとも恥ずかしい行為だと思う。
私の絵を気に入って下さった貴方、その絵には貴方自身も投影されているかもしれませんよ。
銅版画と鉛筆画による硬質なリリシズム、エロティシズムを感じて頂けると幸いです。
浅野勝美 プロフィール
兵庫県出身。
1984〜88年 アトリエ凹凸(西宮市)にて銅版画を学ぶ。
1989年 『詩とメルヘン』イラストコンクール最優秀作品賞。
1996年 「ミヤコ版画賞展」入賞。
〈個展〉 1991、1993、1996年 ギャラリーハウスMAYA(東京/青山)
1992、1994、1997、1999、2001、2003、2006、2009年 南天荘画廊(神戸)
1993年 東急百貨店(東京/吉祥寺)
1997〜2008年 東武百貨店(東京/池袋)
2003、2005、2012年 ぎゃらりぃ朋(東京/銀座)
2010年 あーとらんどギャラリー(香川県丸亀市)
その他グループ展多数
新潮文庫「シェイクスピア」シリーズ、『皆川博子作品精華』(白泉社)他、書籍装画多数。
銅版画を主に、近年は鉛筆画でも作品発表。
IFAA(国際幻想芸術協会)所属。