日本神話に登場する女神 伊邪那美（以下イザナミ）は、男神
伊邪那岐命（以下イザナギ）と共に、日本の元となる様々な国土や神々を生んだ。火の神を生み落とした時、イザナミは火傷を負って亡くなり、黄泉の国へと旅立った。悲しんだイザナギはイザナミに逢いに黄泉の国へ入るが、腐敗して変わり果てた姿を見られたイザナミは怒り狂い、恐怖して逃げるイザナギを追いかけ呪った。
この展覧会では、イザナミから着想を得た女性の美しさと醜さ、愛と憎しみ、狂気を絵画で表現した作品を展示します。１００号までの新作１０点ほどを予定しています。
西洋の古典技法を用いた絵画作品を中心に自然と人間の関わりをテーマに制作。
近年では日本人の精神の源流となる八百万の神々をモチーフとしている。
国内外で個展グループ展多数開催。
1972 岐阜に生まれる
2006 個展「ヒトが演じる動物園」なびす画廊（東京）
2009 個展「ODD EYES, SLEEPING」unseal contemporary（東京）
2010 第29回 損保ジャパン美術財団 選抜奨励展
個展「FUR,AWAY」elsa art gallery (台北）
2011 個展「落鳥の森」 unseal contemporary（東京）
2012 第十五回 岡本太郎現代芸術賞 川崎市岡本太郎美術館（神奈川）
ＴＯＫＹＯ ＬＯＶＥ ＳＨＯＷ 表参道ヒルズ（東京）
2013 個展「空鳥-ＮＵＥ-」中京大学 Ｃ-スクエア（愛知）