2025年1月11日(土) 本日の営業時間 12:00 - 17:00 【展示室A&B】 D is for Decadence Maki Kusumoto 40th anniversary 1984-2024

'25/2/15 〜 3/2 Shakespeare Reimagined -シェイクスピアへのオマージュ展-

Shakespeare Reimagined -シェイクスピアへのオマージュ展- Shakespeare Reimagined -シェイクスピアへのオマージュ展-

2月15日(土)~3月2日(日)

営業時間:平日12:00~19:00/土日祝12:00~17:00 ■展示室A(展示室Bも共にご覧いただけます)
入場料1,000円 ■当日券のみ販売(ヴァニラ画廊受付にて販売)

  • 愛実
  • 池谷友秀
  • 金子國義
  • 川上勉
  • KCN
  • 西條冴子
  • 神宮字光
  • スズキエイミ
  • 多賀新
  • 鳥居椿
  • 猫将軍
  • 林美登利
  • 林由紀子
  • Mile Paxton
  • 山口友里
  • 山下昇平

(五十音順)

ヴァニラ画廊では、坪内逍遥が『新修シェークスピヤ全集』を上梓するとほぼ同時に逝去して90年となる2025年に、シェイクスピア作品のオマージュ展を開催いたします。

世界で最も知られた文学者といっても過言ではないウィリアム・シェイクスピア(1564年-1616年)は、四大悲劇『ハムレット』『マクベス』『オセロ』『リア王』をはじめ、恋愛悲劇『ロミオとジュリエット』、喜劇『夏の夜の夢』、歴史劇『ジュリアス・シーザー』ロマンス劇『テンペスト』など多くの傑作を残しました。没後4世紀超を経た現代においても、そのストーリーやキャラクター、セリフなどは演劇・オペラ・バレエ・映画・文芸、そして芸術に深く浸透し、文化の礎として世界中に強く根付いています。

喜怒哀楽を通じて人間の姿を描き、時間や空間を縦横無尽に駆け巡るシェイクスピアの名作の数々は、普遍的な哲学を含み、今なお数多の読者の心を掴みます。

シェイクスピアの戯曲の登場人物や作品背景、詩編などに着想を得て創作された、総勢16名の作家による作品展をどうぞご高覧ください。

作家プロフィール

  • 愛実/Ayumi

    2004年 人形教室DOLL SPACE PYGMALION・吉田良氏に師事
    2013年、個展「release」(ヴァニラ画廊)、2017年、個展「LUST」(ヴァニラ画廊) 2018年、一体の人形と音楽のインスタレーション「薄月夜」【企画、音楽:蓑輪紀人】 (金沢21世紀美術館シアター21) 、「文豪・泉鏡花×球体関節人形 ~迷宮、神隠し、魔界の女~」に参加 (弥生美術館)2022年、Y's OMOTESANDOのお洋服と人形のインスタレーション『彼我の境』に参加 (Y's OMOTESANDO) 2023年、「人形塚」インスタレーション/残された人形たちへのレクイエム【企画、音楽:蓑輪紀人】 (代官山ヒルサイドプラザ)2024年個展「空中楼閣」(ヴァニラ画廊)
    その他企画展・グループ展多数参加。

    愛実/Ayumi
  • 池谷友秀/Tomohide Ikeya

    趣味のダイビングがきっかけで始めた写真は、水を扱う作品が多く独創的。
    コントロールをテーマに独特の死生感を表現し、
    従来の写真表現にとらわれない様々なマテリアルを使い制作している。
    International Photography Awards「Best of Show」選出をはじめ、数々の国際写真賞を受賞。
    2013年には水中作品をまとめた『BREATH』を刊行。

    池谷友秀/Tomohide Ikeya
  • 金子國義/Kuniyoshi Kaneko

    日大芸術学部在学中に舞台美術家の長坂元弘氏に師事。
    1964年より独学で油絵を描き始め、翌年、澁澤龍彦と出会い「O嬢の物語」の装幀と挿絵を担当。
    1967年個展「花咲く乙女たち」(青木画廊)で画壇にデビュー。
    絵画のみならず、着物デザイン、写真など多岐にわたる活動は晩年も衰えることなく、十八代目中村勘三郎襲名に続き、六代目中村勘九郎襲名披露の口上の美術を手がけた。
    2015年3月16日虚血性心不全により自宅寝室にて逝去。

    金子國義/Kuniyoshi Kaneko
  • 川上勉/Tsutomu Kawakami

    1968年、函館市生まれ 現在江別市在住。
    2007年、個展 「ゆっくり月を待つ」 (ギャラリー山の手) をはじめとして、個展開催、グループ展参加多数。
    2011年、「第10回あさご芸術の森大賞展」準大賞 (あさご芸術の森美術館)。2012年、ヴァニラ大賞  奨励賞
    2021年、作品集『Death make it Eternal 死/永遠』上梓

    川上勉/Tsutomu Kawakami
  • KCN

    KCNは、台湾の農家に生まれ育ち、漫画家、ゲームアートデザイナー、イラストレーター、商業デザイナーなど様々な役割を果たしてきました。台湾の戦前の日本時代の祖父母の生活様式や、高雄という工業都市での成長に影響を受け、その作品は日本の戦前文化とスチームパンクの美学が融合したものとなっています。現在は油絵と鉛筆画に焦点を当て、すべての芸術的なスキルは独学です。伝統的で現代的な日本文化に対する情熱を持ち、個人の経験と独自のスタイルに基づく独自の芸術的な世界観を創り出すことを志しています。

    KCN
  • 西條冴子/Saeko Saijo

    2000年、4月よりDOLL SPACE PYGMALIONにて吉田良氏に師事。
    2003年、表参道 Gallery Kowaにて個展。2004年、2006年、2008年、2011年、2013年、2014年、2017年、2019年 、2021年南青山 Gallery Spacekids(サイト青山) にて個展。2023年 西荻窪 ギャラリーnishiogi 43にて個展。
    その他グループ展、百貨店催事出展など。

    2014年、作品集『Philtrum Philomelae』、2019年、作品集『愚者の金糸雀』発売。

    西條冴子/Saeko Saijo
  • 神宮字光/Hikaru Jinguji

    2002年 DOLL SPACE PYGMALION にて、吉田良に師事、2011年 DOLL SPACE PYGMALION にて、本城光太郎に師事。
    2005年~2024年まで プランタン銀座 現代創作人形作家展、東急東横店 創作人形展、丸善・丸の内本店ギャラリー「人・形」展、パラボリカ・ビス「Little Creatures 展」渋谷Bunkamura Gallery、「人形偏愛主義 ヒトガタへの受胎告知」などに出展多数。
    2016年7月 作品集『うさ』、2017年7月 作品集『結晶倶楽部』、2019年 作品集『Cocon』発売。
    2023年 丸尾末広大博覧会 −地下的丸尾劇場−(スパンアートギャラリー) 少女椿キャラクタードール原型制作。

    神宮字光/Hikaru Jinguji
  • スズキエイミ/Eimi Suzuki

    現代美術家・ジュエリーデザイナー・マルチアーティスト
    生や偏見、祈りをテーマとし、古典美術を現代に落とし込んだコラージュにペインティングを組み合わせた平面作品を制作する他、金工作品やオブジェなども手掛ける。 毎年国内外で開催する展示活動を精力的に行いながら、アートディレクションやファッションブランドとのコラボレーションの他、CDジャケットや映画関係、装丁の描き下ろし等、その活動は多岐に渡る。2022年夏 ジュエリーブランド「eimiess」を始動。
    主な出版物に『Anatomie de l'Art Insolite d’Eimi Suzuki 悍ましくも美しきものの解剖学』(エディシオン・トレヴィル,河出書房新社) 他2冊がある。

    スズキエイミ/Eimi Suzuki
  • 多賀新/Shin Taga

    1946年北海道出身。72年「日本版画協会」に初出品し、以後毎年出品。
    73~74年 「版画グランプリ展」で受賞。個展(シロタ画廊/東京)を初めて開催する。
    以後毎年国内外にて個展を開催。出版物・画集・収蔵美術館(国内外)多数。

    多賀新/Shin Taga
  • 鳥居椿/Tsubaki Torii

    画家。水彩画を中心に個展・グループ展等で作品を発表。日常に潜む不穏な空気感、不安感から題材を得た内的形象を描く。自身が少女であった頃の眼差しから逃れられず、少女期特有の偏執的な思考、記憶の片隅にあるもの達を作品に投影している。

    鳥居椿/Tsubaki Torii
  • 猫将軍/Nekoshowgun

    イラストレーター/画家
    2024年、個展「殻の時代」をヴァニラ画廊にて開催。個展開催、グループ展参加多数。
    ◆ナイチンゲールダンス ライブフライヤー(吉本興業) ゲーム「ロリポップチェーンソー」武器&キャラクターデザイン (角川ゲームス&グラスホッパー・マニファクチュア) 大谷 智通『眠れなくなるほどキモい生き物』 装画、挿絵 (集英社インターナショナル) 中村文則『R帝国』装画 (中央公論新社)氷室京介「WARRIORS」ジャケットイラスト (ワーナーミュージック・ジャパン)
    ◆作品集出版:『FEAST AND THE BEAST 猫将軍画集』(玄光社) 『ILLUSTRATION MAKING & VISUAL BOOK 猫将軍』(翔泳社)

    猫将軍/Nekoshowgun
  • 林美登利/Midori Hayashi

    2000年、吉田良氏に師事。2003年、黒川早恵美氏によるサーニットのワークショップを受講。 2012年、マンタム氏に師事。
    自作の人形頭部と動物の骨や造花などを混ぜ合わせた無二の異形世界を展開。
    主な個展に「幼き魔女たちの宴」(2011年/パラボリカ・ビス)、「Dream Child」(2014年/パラボリカ・ビス)、「Night Comers〜夜の子供たち」(2017年/ヴァニラ画廊)、「Cabinet of Curiosities〜驚異の部屋」(2020年/ヴァニラ画廊)など。その他、グループ展多数。
    作品集に『Dream Child』、『Night Comers〜夜の子供たち』(写真:田中流、小説:石神茉莉、発行:アトリエサード)。

    林美登利/Midori Hayashi
  • 林由紀子/Yukiko Hayashi

    1958年東京生まれ、三島在住。坂東壯一氏に師事。
    以後、エングレーヴィング技法で蔵書票作品を制作。

    個展:2008年12月 「蔵書票職人の贅沢貧乏」 K美術館(静岡県)
    2010年7月 「プシュケの震える翅」 啓祐堂ギャラリー(東京)「林由紀子蔵書票展」 蔵書票ホール(上海)
    2010年10月 「プシュケの震える翅」 わいアートギャラリー(大阪)

    林由紀子/Yukiko Hayashi
  • Mile Paxton

    フェイクファーを使い、剥製のようにリアルなぬいぐるみ(アートドール)を制作しています。本体内部には骨格や筋肉を模したコアが入っており、表情や体型は1体ずつ違います。毛並みの一本一束まで精魂を込めた作品たちが宿す、”命”の美しさを感じて頂けたら幸いです。

    Mile Paxton
  • 山口友里/Yuri Yamaguchi

    人形作家
    長年に渡り美術デザイナーとして資生堂マジョリカマジョルカやANNA SUI等のセットデザインを手がける。
    2013年頃からオブジェ、人形制作を始める。球体関節人形を四谷シモン氏、ビスクドールを丸美鈴氏に学ぶ。
    現在、ビスクドール制作をメインに活動中。2023年 第4回人•形展の公募展 大賞受賞。

    山口友里/Yuri Yamaguchi
  • 山下昇平/Shohey Yamashita

    1976年、宮崎県出身。筑波大学洋画出身。個展開催のほか、グループ展、映像、舞台、書籍などに多数参加。
    2020年、山下昇平作品集 『贄宴 -ShiEn-』出版(二見書房)
    2023年、グループ展「紅撃」メリーアートギャラリー、2024年、「花に骸の」ライト商會
    2024年、「黒珠脊柱」Gallery Cafe&Bar オンディーヌ

    山下昇平/Shohey Yamashita