今回の展示では、自分の作品の中のエロスを主にモティーフとした作品展を初めから考えていた。作品を制作するに当たって、僕の場合ビジュアルが先に頭の中に浮かんでくる。その様々なビジュアルの中から厳選した結果が作品として残る。浮かんでくるテーマがいつも一定ではないので、作品によって印象が大分変わってきてしまう。
今回の展示では胸を張って人前に出したいものではなく、そっと囁くような作品の展示を考え、自分の持っているある一面をそっと紹介できればと思う。
廣江友和 Tomokazu Hiroe / プロフィール
1976年/東京都世田谷区に生まれる。1995年/武蔵野美術学園油絵科に入学する。
1998年/武蔵野美術学園油絵科を卒業。1998年/武蔵野美術大学造形学部油絵学科に入学する。
2000~2001年/パリ国立高等美術学校に交換留学する。
絵画とマルチメディアのJ.Kermarrecのアトリエに入る。
2002年/武蔵野美術大学造形学部油絵学科を卒業。
2002年/第9回現代美術小品展(銀座小野画廊)第12回ART
BOX大賞展(ディックカラースクエア)【準グランプリ、月刊ギャラリー賞受賞】。2003年/第12回ARTBOX大賞展受賞記念 廣江友和展個展(ART
BOXギャラリー)。2004年/トーキョーワンダーサイト0号展(トーキョーワンダーサイト)/
GEISAI-5(パシフィコ横浜)【ブース名:ファイナル・アバンギャルド】/娯津歩 徒 誤汚疑安展(ギャラリーエス)/【ゴッホとゴーギャン展 廣江友和、吉光健大】東京コンペ(丸ビル)/シェル美術賞展(代官山ヒルサイドフォーラム)。2005年/第23回全国絵画公募IZUBI(伊東市観光会館)/トーキョーワンダーウォール公募2005(東京都現代美術館)/第20回ホルベイン・スカラシップ奨学生。2006年/
ワンダーシード2006(トーキョーワンダーサイト渋谷)/L`Union
libre展(Gallery銀座一丁目)