'06/11/6 ~ 11/18 林良文展 「マイナスのエントロピー」

◆トークイベント11月11日(土)午後5:00~ 入場料:1500円(1ドリンク付) 作家:林良文氏を囲んで/司会:相馬俊樹(美術評論家)

凡てのものは放置しておくと、エントロピー(でたらめになる度合や無秩序になる度合)がプラスになる(増加してゆく)方向に進むという物理学的な考えは重要であると思います。人間の個人もまたその集合体である社会も例外ではありません。仕事のエネルギーを加えて建設してゆかねば、いずれ荒廃状態に陥ってしまいます。私は難しい人間ではありません。食欲と性欲から成る単純な人間です。ただ私はエントロピーをマイナスに向けて(向けようとして)、つまりよりよく生きようとして努力を続け、またその方法を学んでいる生き物です。その方法が私にあっては、絵画手段を使って”マイナスのエントロピーの化身たる”エロティシズムを表現する事に他ありません。

「マイナスのエントロピー」

林良文 Yoshifumi Hayashi / プロフィール

1948/福岡県に生まれる
1972/中央大学哲学科中退
1973/渡仏・パリ在中
1976/独学にて鉛筆デッサンを始める
1977/パリ、ジャック・カサノヴァギャラリーにて個展
1982/パリ、オブリック(ボルドリー)出版社より「100点のエロティックなデッサン」刊行
1982/パリ、ジャック・カサノヴァギャラリーにて個展
1988/パリ、ジャック・カサノヴァギャラリーにて個展
1991/東京、アートスペース美蕾樹にて個展
1993/東京、アートスペース美蕾樹にて個展
1994/パリ、エロスの涙ギャラリーにて個展
1994/東京、トレヴィルより「脳髄を懐胎したある唯物論者の花嫁」刊行
1995/東京、ストライプ美術館にて個展
1996/東京、トレヴィルより「花嫁の閨房に軟禁された両性具有者が生理学者Y氏と交わした密約」刊行
1997/パリ、FIAC(現代美術見本市)に出展。江寿ギャラリーにて個展
1998 /東京、AZZLOギャラリーにて個展
2002/東京、スパンアートギャラリーにて個展
2003/イタリアボローニャ、モンドビザーロ・ギャラリーにて個展
2004/イタリアローマ、モンドビザーロ・ギャラリーにて個展
2004/パリ、エロティック美術館にて二人展