ずっと以前から一貫してあるテーマ「生」と「死」、「暴力」と「平和」を根本にそこから生まれるさまざまな感情と、生活の中で見えたり発見したりする風景や色を空想と現実の狭間で表現しています。
今回の個展では、都市で生活している私が毎日渦巻く暴力や虚無的な日常の中で感じ見た、新たな誕生の喜びや、明日への希望を作品に表現しました。
吉田憲司/プロフィール
1971年、東京に生まれる。五ヵ月後タイに移り住む。タイで6年間生活する。
1994年武蔵野美術学園油絵科で学ぶ。
1996年在学中から海外を放浪する。
1999年原宿ジョンブルギャラリーで初個展。
2000年オーストラリア移住。2004年オーストラリアでの初個展、シドニー紀伊国屋ギャラリー。（2005、2006年も同ギャラリーで個展。）2005年シドニー、ブッチャーズギャラリーにて地元アーティストとグループ展。他にオーストラリア在住映像作家のポスター、アニメーションキャラクターデザイン。地元ミュージシャンのCDジャケットデザインなど、幅広く活動。2007年日本帰国、吉祥寺ニューロカフェにて個展。
2009年中目黒カマラダにて個展。新潟トリエンナーレ大地の芸術祭、「やまもじプロジェクト」に参加、約10メートルの巨大インスタレーション制作。
