ヴァニラ画廊、衝撃のコレクション展、「CONDENSED VANILLA」。
ロマンティックなエロティシズムから色香匂い立つような緊縛画まで、その他に類を見ないラインナップはまさにエロス・フェティッシュアートの殿堂と呼ぶにふさわしい濃密さと迫力で貴方を未知の世界へ誘います。
濃厚なるヴァニラエッセンスの衝撃を体感せよ!
今回は特別に《伊藤晴雨の肉筆画帖(未公開)~全100ページに渡る江戸風俗を描いた貴重な記録~ 》の展示も致します。
参加作家
安蘭
稲垣征次
ヴァーニャ・ズーラヴィロフ
笠間しろう
カレン・サイア
河上ヨシタカ
児嶋都
小巻
作場知生
三代目彫よし
須川まきこ
バイロス
古川沙織
美濃村晃
前田寿安
水元正也
(五十音順)
特別展示:伊藤晴雨 肉筆画帖(未公開)
伊藤晴雨画帖について
昭和20年代後半頃、晩年の伊藤晴雨と深い親交のあった小出家の為に氏が描いたものである。
当時、晴雨は夜な夜な小出家を訪れ、お婆様(現所有者の母)の作った手料理をつつきつつ、よもやま話や、思い出話に耽っていた。また、娘さん(現在の所有者)とお婆様を連れ、江の島や向島百花園などを案内したりもした。そもそもの出会いは、女優であった娘さんを乱れ髪のモデルとして選んだことが付き合いのきっかけになったようだ。娘さんの写真を撮り、それを下地として作品を描いた。その娘さんのポートレートは伊藤晴雨写真帖:責め絵の女(フォト・ミュゼ)
の表紙を飾っている。晴雨が亡くなったとき、棺に娘さんの写真を入れたいと、伊藤家から申し出があった。