■写真展「お嬢様学校卒業記念式典」
■2011年4月4日(月)〜4月9日(土)入場料500円
■特別イベント:「卒業記念式典 謝恩会」
4月8日(金) 午後7時開場 午後7時30分スタート
入場料:1500円(1D付)
特別トークショー 「少女寫眞のフェティシズム」 ゲスト:飯沢耕太郎
※イベント終了後、サイン会有
■黒髪の少女のみ入学できる架空の学校、「お嬢様学校」。
写生大会、身体測定、水族館遠足、文化祭、卒業旅行などの行事を約一年かけて記録した写真集「卒業アルバム」の発売を記念して写真展「お嬢様学校卒業記念式典」を行います。
今展示では「お嬢様学校」の一年間の学校行事写真を全て展示致します。
お揃いの制服、校章、靴下留めをつけた少女たちが遊ぶさまを是非、見にいらしてください。
会場では写真集「卒業アルバム」も販売致します。
Twitter:http://twitter.com/shoujo_yukai
■卒業記念アルバム発売!
胡子「お嬢様学校少女部 卒業記念アルバム」
発行:アトリエサード/発売:書苑新社
定価2800円(税別)
展示会場にてご購入頂いたお客様にはノベルティをプレゼント致します。
御機嫌よう、お嬢様学校教務課の胡子と申します。 この度はお嬢様学校の卒業アルバムをお手にとって下さり有難う御座います。 これは架空の卒業アルバムです。 逆再生の学校行事を楽しむというコンセプトで作られました。
少女のための架空の学校、お嬢様学校。 同じ趣味嗜好を持つクラスメイト。 入学条件はただ一つ、黒髪であること。
2010年の桜の季節に私はふと思いました。 「純粋な黒髪の少女は今、どれぐらいいるのだろう」と。 似たような思いの少女たちと同じ時を過ごせるような空間はできないだろうかと。 そこからアイデアを重ねてゆき、一つのシステムが完成しました。
それは架空の学校を作り、現実の学校のように部活動や学校行事を行うというものでした。
黒髪黒目の私たちは必要に応じて茶色や金やそれ以外の色に染められます。 それは社会へのカモフラージュ。 黒髪で居続けることによる沈黙の抵抗、失われつつある凛々しい姿勢。 流れを受け入れつつも「自分」という表現を黒髪として表明するその様。 理想と妄想の入り交じった幻想郷が「お嬢様学校少女部」というものでした。
最初は10名程度が中心となっておりましたが、最終的には 50名の生徒と10名の教員が参加してくれました。 2010年の4月から始まったお嬢様学校少女部は2011年の3月末をもって 卒業アルバムという形で一度終わります。
これは、最初の卒業式のための卒業アルバムです。 少女は女性にとってかつての日々を表すもの。 少女部での体験はけしてあり得なかった記憶の上書き。 甘いため息とともに巡り来る春、別れと出会いの季節。 春は、少女は、学校は。 やがて終わり、そしてまた始まります。
いつか再び、桜の季節にまたお会いいたしましょう。