2024年12月4日(水) 本日の営業時間 12:00 - 19:00 【展示室A】 FREAKS CIRCUS個展「ゆめのまたゆめ」 【展示室B】 稲垣征次個展「いつだって光があれば」

2011.3.21〜4.2 《菫色の文法》展 vol.1 〜ルネ・ヴィヴィアンの寢臺〜
※3月27日(日)も営業致します

ベル・エポックの巴里に生き、「菫のミューズ」といわれた夭折の詩人ルネ・ヴィヴィアン。その詩風と性向(同性愛)から「ボードレールの娘」「1900年のサッフォー」とも呼ばれ、死と孤独を冷徹にみつめた蒼ざめた詩を遺しました。
存在の翳なるものに痛々しいまでに向き合ったヴィヴィアンのポエジーを、九人の女性作家がヴィヴィアンの姉妹として多彩に描き出します。
[参加作家]
★ゲスト・アーティスト
浅野勝美(鉛筆画)
佐分利史子(カリグラフィ)
須川まきこ(ペン画)
染め花 Horry(コサージュ)
鳥居椿(水彩画)
横井まい子(油絵)
★菫リボン会メンバー
古川沙織(ペン画)
森馨(人形)
ミストレス・ノール(服飾・オブジェ)

『アンソロジー《菫色の文法》
第一集〜ルネ・ヴィヴィアンの寢臺〜』
同時刊行!
ルネ・ヴィヴィアン研究の第一人者、中島淑恵氏によるヴィヴィアン訳詩集(本邦初訳含む)、『レスボスの女王──誘惑者ナタリー・バーネイの肖像』(国書刊行会)の翻訳で知られる小早川捷子氏によるエッセイなどを収録、《菫色の文法》展カタログも兼ねた箱入りのアートブックです

《菫色に囁くちひさな朗読会》
3月26日(土)14時〜 入場無料
詩の朗読と蓄音機の奏でる音楽の午後、ベル・エポックの退廃を追想するささやかな会です
*展示は通常通りご覧頂けます

《菫色の名曲室》
平日17時〜19時
レイナルド・アーンを中心とした往年の仏蘭西歌曲、ルネ・ヴィヴィアンの恋人ナタリー・バーネイのサロンでも演奏したランドフスカ夫人の貴重な音源などを蓄音機にてご鑑賞頂けます
*展示は通常通りご覧頂けます

《菫色のしずく》
19時〜23時半・日祝定休
画廊直営バー「ヴァニラマニア」にてオリジナル菫カクテルを提供します

《菫色の文法》展は九人の女性作家による
美術展です
今後も魅惑的なテーマを取り上げヴァニラ画廊にて定期開催してゆきます
ルネ・ヴィヴィアンの寢臺