朝倉景龍は世界を構築する。虚構の世界を構築する。
紙の世界と、実空間を行き来するたびに境目は溶け、
それはいつしか反転し、動き出す。
朝倉景龍プロフィール
1986年生まれ鹿児島県育ちの美術家。
個人的に思い入れのある身近な人物等をイメージモデルに女性を描く。
またその絵から様々な物語を想像する事を好み、絵をキャラクターとして捉え彼女達の関係性等を夢想する。
ヴァニラ画廊での個展 GEISAIへの出展多数。
ストーリー
23世紀。度重なる原子力事故により、荒廃しきった物質世界を棄て、人々は科学技術の飛躍的進歩で得た精神世界での生活を始めた。
理想郷と思えた新世界でも、争いは絶えず、寧ろ激化。支配階級の上層組織は強行手段を選び、想像力を完全に支配した。
物質世界よりも鬱々とした日々、生きる気力さえ失った絶望の渦中、自由な想像力を支配者から取り戻そうと、とある戦士達が立ち上がった。
その一人が朝倉景龍である。
朝倉が単独行動をとる時、体制側は刺客を差し向ける。
狡猾で残忍な先兵ガリフィアナキスと朝倉の闘いが始まる。