入場料500円
(Room-Bのルイスフライシャー展もご覧頂けます。)
ヴァニラ画廊ではダークで悪魔的、呪術的ともいえる写真作品の数々を手掛けるジョン・サンテリネロスの個展を開催致します。氏の作品は夢や精神世界・そしてギリシア神話や宗教的モチーフを多く使用する事から、「ネオ・シンボリスト」としてその名が知られております。しかし彼自身は、自分をどういったアーティストであるかをカテゴライズすることにこわだっておらず、作品を目にした人の感覚にその判断を委ねていると語っています。今回の展覧会では今までにない規模の全58点の作品を展示、その世界観をより自由な観点から体感頂ける展示となります。彼自身のメッセージ「Embrace
the animal, strive for the
human.」—私たちは原始的な動物的要素を抱えている。しかし更に、「慈しみ」「愛」そして「理解」を心に持つことにより、人間になるのだ。—
この言葉は彼の作品から如実に伝わってくるでしょう。
ジョン・サンテリネロス プロフィール
1955年、ニューヨークの町で生まれ、人生の大半は北東で育ち、現在アテネ、ジョージア州で活躍中。ダークでエロティックな作風で知られており、国内のシアトル・エロティック・アート・フェスティバルからフランス・イタリア等海外でも多くの展覧会を開催。
一つの分野に縛られる事なく、陶芸家、彫刻家、画家、ミックスメディアアーティストでもある。現在はアートフィルムの監督もこなす。