ニューヨーク出身のリーランド・ボブは、プロの写真家として30年以上にわたり活躍している。彼の作品は商業と芸術の両分野に及んでおり、全米のギャラリーで展示が行われるとともに、多くのアドバタイジングにそのイメージが活用されている。スティーブ・パイク、 ギャリー・ウィノグランド、リチャード・アヴェドン、ハリー・キャラハンら写真家、マーク・ロスコ、エドワード・ホッパーら画家のファンであるが、最大の影響はそれ以外のところから受けたと述べている:「私は、ロックンロール、マイルス・デイヴィス、名作映画などによって刺激された心の状態から大きな影響を受けました。私の作品は大胆さと単純さで満ちています。ポートレートの対象は様々ですが、作品は常に同じ方向に向いており、そこに自分の性格が反映されているのだと思います。写真を撮る際に少し緊張したり、落ち着かなかったりした時のものが、良い作品となることが多いようです。」
彼の作品は、The Graphis Photography Annual 2010および2011、One Life、Communication Arts、Art Direction Magazine、Creativity、Photo District News、Popular Photographyなどに掲載されており、Camera 35およびPeterson's Photographicのカバーも飾っている。
Graphis 100 Best in Photography 2011
World Photography Gala Awards B&W Competition
Street Photography 2011第1位
Graphis Photography Annual 2010
Px3 prix de le Photographie Paris
People's Choice 2010第1位,
Black and White Spider Awards Honor of Distinction 2009 等
リーランドの新作シリーズ。有名ドラァグクィーンに、顔半分のみのドラァグメークを施すことで、メークをした男性に対する独自の観点を提供する一方で、性自認、性役割に関する規範的考え方、伝統的な男性・女性の枠組に対する挑発的な社会批評を展開している有名なシリーズです。
ショービジネス界で活躍するフェティッシュでビザールな姿の人々を撮った、この美しいポートレートは、典型的なスタジオ設定の下でモデルの創造性とけばけばしさを完璧に捕らえており、2011年春にニューヨーク市のThe Museum of Sexにおいて展示が行われました。