そのものが持つ本来の輪郭を探る。
それは単に個の外形をなぞる線を越え、時間、生活、環境、ならわしなど、回りを取り囲む範囲にまで及びます。
また、仮に万物による流転が成されているのであれば、動物が植物に、植物が鉱物に、鉱物が動物にと様々な肉体を、繰り返しながら移り宿ることとなり、それらは決して消滅することはなく、あらゆる動物、植物、鉱物が互いに少なからず内在しているのではないでしょうか。分明できないそれらの姿は時に互いが重なり合い、同化した影絵の様に私の眼には映ります。
個の境界を飛び越えた新たな輪郭は、本来の形態を解放しているとも言えるでしょう。
2007 | 多摩美術大学大学院美術研究科博士前期課程彫刻専攻修了 |
2007 |
「ART AWARD TOKYO」行幸地下ギャラリー 「ART PORTFOLIO in ARTZONE」ARTZONE |
2009 | 「10th Spiral Independent Creators festival」Spiral |
2011 |
「Next Art展」松屋銀座 「せいめいのれきし」アキバタマビ21 ArtsChiyoda3331 |
2012 | 「ART KAMEYAMA2013」三重県亀山市東町商店街 |
2013 |
「BankART Artist in Residence OPEN STUDIO 2013」BankART Studio NYK 「千代田芸術祭2013」ArtsChiyoda3331 「ポコラート全国公募展vol.4」 ArtsChiyoda3331 |
2014 | 「みなとメディアミュージアム2014」茨城県ひたちなか市 百華蔵 |
2015 | 「第三回ヴァニラ画廊大賞展」ヴァニラ画廊 |
2015「第三回ヴァニラ画廊大賞」大賞受賞
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