2017年7月20日(木)~8月6日(日)
展示室A (入場料500円AB共通)
この度、ヴァニラ画廊の特別企画展として「GOTH」をテーマにした第二回目の展覧会を開催いたします。
2015年度に開催した展覧会では、GOTH文化の「解剖と縫合」というキーワードの元、「ゴシック」から派生し複雑化した「GOTH」という嗜好について、国内外からの幅広いアーティストがこのテーマについて各々の作品にて取り組みました。
現在も時を巡りながら、流動的に姿を変え続けているこの「GOTH」というテーマを2017年の今回の展覧会では、「受胎」をキーワードに各アーティスト達が作品を出品します。
自己の内に内在化した「GOTH」という感覚世界は、記憶と感性となり、そして美意識へと繋がっていきます。ほの暗い感性で繋がる私たちが懐妊したもの、あるいは孕み続けているものは、果たして何なのでしょうか。
意図的、(もしくは無意識的に)制作した作品を一堂に展示する事により、その「何か」が浮かび上がってくるはずです。死を挟み、始まりと終わりが混在する世界観をどうぞお楽しみください。