漫画家、 尚 月地の描く『艶漢』は2007年に「小説ウィングス」(新書館)にて、連載をスタートしました。どこかノスタルジックなエスニックスチームパンク的世界観が細部まで描きこまれた精密な筆致と、絢爛な色彩を駆使した画風、エロティックで愛らしいキャラクター達の胸躍るロマンスと冒険譚は、多くのファンの心を掴み、現在も絶大な人気で「ウィングス」(新書館)にて連載が続いています。
今展示では、『艶漢』初期の原画から、最新刊のデジタル作品まで、これまで描いてきた数々のカラー作品、モノクロ原稿を展示し、尚 月地の描く『艶漢』の世界観を広範囲で俯瞰する展覧会となります。 また、新画集や展覧会のオリジナルグッズ・複製原画の販売も予定しております。 この機会に、漫画と合わせて豪華絢爛な『艶漢』の世界をお楽しみください。
3月11日生まれ。魚座。血液型はA型。
2007年ウィングス3月号に「雑貨に埋もれた乙女」が掲載されデビュー。
同年、小説ウィングス夏号より「好漢仕事記艶吹雪」(のちに『艶漢』に改題)を連載。
2009年には掲載誌をウィングスに移し、現在に至る。カラーポスターの毎号連載も手がけている。
2016年より『艶漢』が『浪漫活劇譚「艶漢」』『歌謡倶楽部「艶漢」』として舞台化され、
2020年2月には『浪漫活劇譚「艶漢」第四夜』が上演された。
また2021年より、講談社マガジンエッジにて『巨乳好きなのにBL界に転生しました』を連載中。
主な作品に『艶漢』『金色騎士』、画集『ノスタルヂア』『極彩少年』『少年艶舞』、
『艶漢ヴィジュアルブック』(すべて新書館)、『廃墟少女』『巨乳好きなのにBL界に転生しました①』(講談社)などがある。
1982年に創刊された『ウィングス』は、数々の人気漫画を発表し続け、2022年40周年を迎えました。その40周年を記念し、現在の連載作家をメインに原画、デジタル作品を合わせて記念展示を行います。
(展覧会オリジナルグッズや複製原画の販売予定)
両展示協力:新書館
2023.1.19Thu ~ 2.5Sun
月~金12:00~19:00、土・日12:00~17:00 会期中無休/展示室AB共通/全日時指定事前チケット制
オンラインチケット | 当日券 |
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800円 | 1000円* |
*オンラインチケットの空きがある場合のみ販売いたします
尚 月地デビュー15周年展・ウィングス創刊40周年展は1枚のチケットで両展示ご覧いただけます。